唐津市呼子町小友に伝わる小友祇園祭。その起源、現在の神幸、独自に発展した祇園祭と祇園山笠のスタイル

祇園祭奮闘記

山登りvol.3 ~雷山~

雷山登山道 森雷山登山道 苔

雷山登山道 林道雷山登山道 清賀の瀧清賀の瀧

近いけど割りと知らない“雷山”

出掛けは雲に覆われていた空だが、山を登り始める頃のはすごくキレイな快晴に

楽勝と思われていた山道は、いままでにない獣道

山道を見分ける感覚が鈍ければ、おそらく迷ってしまうだろう

途中、神(カニ)様のいたずらに耐え切れず一匹脱落。。。

お構いなく清賀の瀧を後にして上宮へ

雷山登山道 上宮上宮

雷山登山道 奥の細道雷山頂上雷山頂上からの景色

千如寺 大悲王院 門千如寺 大悲王院

千如寺 大悲王院 中庭大楓千如寺 大悲王院 大楓

千如寺 大悲王院 池千如寺 大悲王院 軒ひっそりと静まり返った薄暗い森にたたずむ上宮の社は今までに無く不気味

後で調べてみると祭神はニギニギの神様、高千穂峰と同じ

三列に並ぶ右側の社には誰が供えたか青々とした楓科の植物が一輪

両脇の社に祀られる祭神は不明

一息ついて山頂を目指す

さすが雷山、その名の如く晴れていた天気が一点曇り空に・・・

さらに獣道を登り山頂に到着したが下界は一面雲の下

期待はずれの景色に残念

下山しきるまで雨が降らなかったことが幸い

帰る前に千如寺 大悲王院に立ち寄ってみる

こような場所にこのような仏教彫刻・絵画・書があるとは思いもよらなかった・・・

庭園などのクオリティーや雰囲気もこんな場所にこんなものがあったとは驚きの発見

本尊の“十一面千手千眼観音”様

和尚様のご高説によると千手ある手に平一つ一つに目が描かれているからこの呼び名だとおっしゃっていたが

どの手のひらをどう見ても目は見当たらない

おそらく凡人には見えないのだろう

若干名、格の高い方が見たと言っていたが・・・さすが位の高いだけのことはある。。。

この地域一帯だけを見ても神仏分離令以前の神と仏の共存がうかがい知れる

神は世襲、仏は聖人

家に帰り雷山上宮の祭神を調べてみたけどそれらしい記述がみあたらない

だが面白い天孫降臨説を発見

最初に降臨を予定されていたのは高千穂峰に降臨された現天皇に直結するニギニギの神様では無く

そのお父さんだったそうな

しかもその降臨先の山は英彦山

英彦山の字は以前“日子山”と書かれていたそうな

如何にも、天照大神の子を指す漢字

これまでの山登りに意外な共通点が・・・

今回はシカさんは現れず、変わりにポンポコりんが側溝を狭そうに駆け抜けていた
| 田舎暮らし | 11:37 PM | comments (x) |

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